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ストップ!!“子どもの連れ去り” 

 子どもの連れ去り事件が頻繁に報道されるこの頃。新学期を迎え、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
 青森県警察本部 生活安全部の方のお話によると、青森県でも連れ去り未遂事件は微増の傾向にあり、凶悪事件はないものの何時発生してもおかしくない状況と言えるそうです。
 子どもたちを連れ去り事件から守るためできることは何か。さらに詳しく教えていただきました。

保護者の方々ができること
遊びに行く時や登下校時は、なるべく一人にならないように子どもに話しておきましょう。
外出する時は、「誰と、どこへ行くのか。」「いつ帰るのか。」を言ってから出かける習慣を身につけさせましょう。
万が一危険な目にあっても、叱られるのが怖くて、黙っている子どももいます。普段から子どもとその日にあったことを話せるようにしましょう。
子どもと一緒に出かけた時は、危険な場所(死角になっている所など)を教えましょう。
又、万が一被害にあいそうになった時の対処法(ここで、こんな場合どうしたら良いか)を教えましょう。

地域の方々ができること
暗くなるまで遊んでいる子どもがいたら、早く帰るよう声をかけましょう
不審者や不審な車両を発見した場合は、すぐに警察に通報してください。
地域のボランティアの皆様は、『声かけ事案等発生マップ』等を活用して、通学路や学校周辺の巡回をお願いします。

こどもたちへのおねがい   きょうはいかのおすしでみをまもりましょう。
きょりをとる しらないひとやくるまからきょりをとる
しろにもちゅうい うしろからおそわれるばあいも…
やめにかえる よりみちをしないでいえにはやくかえる
いかない しらないひとについていかない
らない しらないくるまにのらない
おごえをだす つれていかれそうになったらおおごえで「たすけて」とさけぶ
ぐににげる あぶないとおもったらすぐににげる
らせる なにかあったらすぐにほかのひとにしらせる

〜そのほかにちゅういすること〜
 ○ ひとりであそばない
 ○ あそびにいくまえに、いえのひとに「どこで、だれと」あそぶのかをおしえる
 ○ ぼうはんブザー、ぼうはんぶえ(たすけっこなど)をいつもみにつけておく

青森県警察本部からのお知らせ
『声かけ事案等発生マップ』
 県警では、ホームページに『声かけ事案等発生マップ』等の掲載を始めました。
 18歳以下の子どもを対象に、不審者が「あめをあげるから車に乗って。」などと声かけされた事案のほか、連れ去り未遂事件等の不審者情報を色の濃淡とポイントで表しています。
 また、速報版を設け、最新発生の声かけ事案等を掲載しています。
子どもを守ろう・口(くち)コミメルマガ
購読登録していただいた皆さんに、声かけ事案等の不審者情報を県警からメールでお知らせします。パソコンでも携帯電話でも購読可能です。
メールマガジン配信サービス会社「株式会社まぐまぐ」が運営するサービス「ミニまぐ」を利用させていただき配信しております。購読登録された方のメールアドレスは「株式会社まぐまぐ」が管理します。
登録・情報料金は無料です。(通信料は購読される方のご負担となります。)なお、業者からの週1回の広告メールが届きますが、不要の広告メールは解除できます。
 ※詳細は、青森県警察本部のホームページへ
     http://www.police.pref.aomori.jp/Toppage2.htm
子ども110番の家・車
 子どもや女性が犯罪に巻込まれそうになった場合、被害にあった場合、一時的に保護してもらえる緊急の避難場所です。
 また、事件・事故・不審者情報等について、警察への速やかな通報もしくは情報提供を行い、犯罪を未然防止に協力していただいてます。
 子ども110番の家 県内一円の一般住宅・商店・ガソリンスタンド・スーパー・コンビニ・理容店・美容院・たばこ販売店など
 子ども110番の車 SOSタクシー(青森、弘前、八戸、五所川原)・JAF・東北電力・
図書教材販売協会・東洋社
 ※玄関や店の入口、車の側面にポスターやスッテカーをはっています。
街頭緊急通報システム
 青森市・八戸市のスーパー防犯灯、弘前市の子ども緊急通報装置は、ボタン一つで110番につながります。
青色回転灯防犯車
 一定の要件の下自動車に青色回転灯を装着し、各防犯団体が自主パトロールを行っています。県内では、平成17年3月現在で32台が運用中です。
防犯教室
 要請があれば各管内の警察官が出向き、防犯教室へ協力しています。


 子どもの連れ去り防止のための青森県教育委員会、学校、地域の方々の取り組みについていくつか紹介しましょう。

子ども安全サポート推進モデル事業
 地域ぐるみの学校安全体制の整備を図り、学校の安全対策の充実に取り組むモデル事業です。県内30校で実施されています。
 学校を核とした地域子ども安全委員会が、地域子ども安全サポートチームの結成・運営、通学路の状況や不審者情報等の共有化。地域住民のボランティアによる地域子ども安全サポートチームが、登下校時のパトロール、通学路の状況・不審者の情報提供に取り組んでいます。 
                    〜青森県教育庁教育政策課発行「教育こうほう 家庭版」参照〜

学校安全ボランティア(スクールガード)
 学校安全ボランティアの養成及び資質向上を図るため、平成17年11月、県内6市で養成講座が実施されました。
 学校安全ボランティアとは、学校を核とした地域住民や関係機関・団体から構成されるボランティアの実働部隊です。登下校時のパトロール、通学路や地域の危険箇所の点検、情報の共有など行います。また、子どもたちの健全育成や地域の犯罪予防にも貢献しています。  

連れ去り被害防止CD「CD-ROMで学ぶ連れ去り被害防止術」
 青森県警察本部と青森県教育庁による合同サポートチーム(STEPS)が主体となり、主に小学生を対象とした子どもの連れ去り防止を目的としたシミュレーションCDです。このCDは、県内全小学校及び各警察署に配布されています。防犯教室等で御活用ください。         

CAP(キャップ Child Assault Preventin 子どもへの暴力防止プログラム)
 子ども自身がいじめ・虐待・性被害・連れ去りなどの暴力から自分を守るためにどんなことができるか、子どもと一緒に考えるワークショップ(参加型学習)形式のプログラムです。
 CAPは、子どもの内なる力を引き出すエンパワメントの理念をかかげ、情報・スキルの提供と、子どもを孤立させないためのコミュニケーションづくりをめざしています。
 プログラムは、子どもが考え、意見を述べ、役割劇(ロールプレイ)に参加するやり方で進んでいきます。誰もが三つの権利『安心・自信・自由』を持った大切な存在であり、この三つの権利が取られそうになったら(暴力にあいそうになったら)何ができるか、という選択肢を一緒に考えます。「私は、僕は、こんなこと(暴力)されていい人間ではないんだ。なんとか逃れよう!」と思えなければ、暴力から自分を守ることはむずかしいからです。具体的には、『いやだと言ってもいい(NO)』、『逃げることもできる(GO)』、『大人に相談する(TELL)』の3つと、お腹から声を出す特別な叫び声や簡単にできる護身術の紹介もします。また、ワークショップ後にはトークタイムを設け、子どもたちの話を聴くことを大切にしています。
 ワークショップは、大人向け(教職員向け・保護者向け)と子ども向けがあり、まず大人ワークを実施してから、子どもワークをクラス単位で実施することになっています。
 県内にもいくつかグループがあります。詳しくは、CAPセンター・JAPANへお問合せ下さい。 
    CAPセンター・JAPAN
         TEL:(0798) 57-4121 FAX:(0798) 57-412
          http://www.cap-j.net/


 紹介した以外にも、契約したタクシーが子どもを送り届ける、会員制のプレイスペース、ワンワンパトロールなどが行われている県もあります。賛否両論あるでしょうが、知らない大人の中には子どもを守りたいと願っている方々もたくさんいるということ、「世の中、捨てたものじゃないよ!」ということを、是非、子どもたちや保護者の方々にお伝えしたいと思います。