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もしかして、不登校? 

 腹痛、吐き気、頭痛、微熱、なんとなくだるい、etc・・・。
子どもが、もう何日も学校を休んでしまった。
検査しても原因がわからない。これってもしかして、不登校?
 そんな時、あなたならどうしますか?
芙蓉会病院臨床心理士・スクールカウンセラーの蝦名享子(みちこ)先生に不登校について、お話をお聞きしました。

とりあえず休ませて…。
 不登校は原因不明の体調不良から始まることが多いです。
体調が悪いのに、検査しても病気ではない。休むと、ケロッとしていたりして…。親としては気をもむところでしょうが、そんな時は、とりあえず休ませて下さい。心が疲れているということですから。

少し落ち着いたら、話し合いましょう。
 小学校低学年の子どもでしたら、“親と一緒に登校する”、“1、2時間授業を受けたら帰る”ということで、すんなりといきだすこともあります。
 でも、それ以上の子どもになると、無理に登校刺激をすると親との関係がこじれたりすることもあります。落ち着くまで待ちましょう。少し落ち着いたなと思ったら、話し合ってみればいいんです。
不登校の原因はさまざまですから。
「何があったの〜?」とか、「学校のこと、どう考えてるの〜?」とか…。
話してみて、ダメならやめればいいんです。なにもせず、ほっておくのはよくないと思います。

まずは、生活のリズムを守らせる。
 子どもとよく話し合ってみて、しばらく学校を休んだほうがよさそうだと判断したら、まずは、生活のリズムは守らせて下さい。しばらくは昼夜逆転になっても、リズムをもとに戻すようにしましょう。

子どもの未来を信じる。
 リズムが整ってきたら、センター(※1)や病院(※2)をすすめてみるのもいいでしょう。
センターには不登校の仲間、同年代の仲間がいる。集団の力は大きいですよ。病院へはなかなか行きたがらないかも知れません。最初は親だけでも病院とつながるのもいいんですよ。
 それから、学校とはいい関係でいたほうがいいと思います。学校の先生と連携して、はたらきかけてもらう。友だちに手紙を書いてらったり、行事に誘ってもらったり…。また、放課後だけでも行ってみるなど。
 一番大切なことは、親が、子どもの未来を信じることです。再び登校できるまでには、時間がかかることが多いです。早くて半年でしょうか…。でも、子どもは変われる。成長する。そのことを親が信じること。親も子どもとともに成長するんです。
 とは言っても、親も不安な気持ちになることがあるでしょう。そんな時、話し合えるような自助グループができればいいんですが…。

チャンスと考えて。
 例えば、幼稚園の頃から園に行きたがらない子どももいます。
そんな時は、チャンスととらえて、とにかく親子でペッタンコして
みてはどうでしょう。
 不登校によって、子どものいろいろなことがみえてきます。
見逃せませんよね
 

蝦名先生ありがとうございました。
 「親子が変わっていく姿に立会えることが幸せです。感動します。」と話される蝦名先生。
先生には、このすこやか子育てあおもりネットの『子育て学習』にアクセスしていただければお会いできますよ!!

※1 関係機関に相談後、必要に応じてセンターを紹介してもらうことになります。
◆青森県教育委員会HP内「相談窓口一覧」(別窓で開きます)http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/soudan.html
※2 精神科・精神心療科・心療内科など
まずは、各校のスクールカウンセラーにも相談してみるのもいいのでは・・・。