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 わいわい子育て広場・子育て支援センター

「わいわい子育て広場」
 三戸郡階上町では平成16年度から就学前の乳幼児とその保護者を対象に、「わいわい子育て広場」を開催しています。
 今年度は、9月13日、21日、25日の3回シリーズで行われました。
 
階上町保健福祉課 浜浦さんのお話
 「階上町は、八戸市のベットタウンとして若い世代のご家族が多く転入されています。そういった中でどのような子育て支援が求められるのかと、お母さん方にアンケートをお願いしたところ、『近くに話せる人がいない。』『育児や生活での不安を一人で抱え込んでいて苦しい。』というような声がありました。そこで平成16年度から年に1回(3回シリーズ)『わいわい子育て広場』を開催してきました。
 この『わいわい子育て広場』が同世代親子の出会いの場になり、育児だけでなく様々なシーンでほんの少しでもお母さん方の役に立てればいいなと思います。今年度の『わくわく子育て広場』は3回で終わりましたが、育児サークル『にこにこクラブ』でもお母さん同士・子ども同士、楽しい安心の時間を過ごせると思いますのでぜ遊びに来てください。お問い合せは、保健福祉課へ。」
           〜階上町 保健福祉課〜
             TEL 0178-88-2641

 子育て平成18年度 わいわい子育て広場プログラム
@ 9/13   親子で元気にミニミニ運動会
A 9/21   うさちゃんクラブによる親子読み聞かせ
  子育て講話 「子育てと読み聞かせ」
  親子体操
B 9/25   子育て講話 「気持ちを伝えあう楽しさ」  助産師 木村ともこ氏
  親子体操


  子育て講話 −気持ちを伝えあう楽しさ−
                                 講師:木村ともこ
 「子どもの気持ちに耳を傾けるためには、まず親自身が自分の気持ちをたくさん聴いてもらうことが必要です。」と、やわらかい南部弁で話して下さった講師の木村ともこさん。木村さんの講話を中心に、参加者が互いに意見を言ったり批判することなく気持ちを聴き合うワークを交えて講座は進んでいきました。皆さん、気持ちを伝え合う楽しさを感じていただけたのではないでしょうか。
 向き合って目と目を合わせ、やさしいお顔で、聴いてもらう方は手を上に、聴く側の方は下にして軽く両手をつなぎます。
 準備ができたら自分の気持ちを話します。聴く側は相手に注目をして、決して口を挟みません。
 子どもが泣いたり、怒ったりしたときの親の気持ちを聴き合ってみよう!
子どもが泣いたり、怒ったりすると、イライラして自分も感情をぶつけてしまうときもある。子どもの寝顔を見て反省してしまう。
泣かれるとあせって、「はやく泣きやんでー。」と思う。
他のお母さんならどうするのかなと思う
その時は憎らしいけど、おさまると、やっぱりかわいい。

 子どもが泣いたり、怒ったりしたときの私の気持ちを聴いてもらっての感想
聴いてもらって、うれしかった。
自分の気持ちが開放された。
自分は大丈夫だと思えた。

 子どもは、「話を聴いてよ。」とは、なかなか言わないですね。でも、近づいてきて手を握ったり、背中におぶさってきたりしてアプローチするんですよ。そんな時は、子どもの気持ちを聴いてみて下さい。(木村さん談)


   わいわい子育て広場の様子 (9月25日)

 お母さんたちが講話やワークをとおして「自分の気持ち」と向き合っているあいだ、子どもたちは地域子育て支援センターになっている階上保育園の保育士さんや子育てメイトの方と、広々としたスペースを使って遊びました。
 またこの日は小学校がバザーの代休日でしたので、放課
後児童クラブに来ていたお兄さんお姉さんたちと「異年齢・集団遊び」の体験もできました。
 
 ワークから帰ってきたお母さんと、「親子体操」。少しは心も体もリフレッシュできましたか?

 
 
 
 保育士さんから風船のプレゼント  
 「もう一つほしいなあー。」



子育て支援センター 階上保育園
 わいわい子育て広場でお母さんたちが学んでいるあいだ、子どもたちの保育をしてくれていた階上保育園の先生方。おうちではなかなかできない”遊びメニュー”で子どもたちを楽しませてくださいました。
 階上保育園は「子育て支援センター」として、地域の子どもやお母さん方に親しまれています。事前に電話連絡しておけば、利用したい方の都合の良い時間に園に行って遊んだり保育士さんに話を聞いたりできるそうです。
 〜松橋先生の話〜
 「今のお母さん方はとてもお忙しいようです。ですから日にちや時間を決めて制約するよりも、みんなが来たいときに、遊びたいと思ったときに足を運んでもらえればいいなあと思っています。おかげさまで保育士も揃っておりますのでよっぽどの行事などと重ならないかぎり、お断りすることはないと思います。子どもやお母さんを型にはめない・一人一人に合った対応を心がけています。」

 これから寒くなると子どもを思いっきり遊ばせてあげられる場所がなくて困りますね。そんな時はぜひ階上保育園に出かけてみてはいかがでしょうか。
 子どもの成長に必要だと言われている“異年齢”や“集団遊び”を体験することもできますね。

 〜階上保育園子育て支援センターの連絡先〜
   TEL 0178-89-2302  FAX 0178-89-2324


講師プロフィール 木村ともこ氏
 八戸市民病院に22年勤務後、フリーの助産師として独立。2004年9月「ほぴぃ助産師オフィス」設立。新しい家族を迎えた後の沐浴や母乳哺育相談、育児相談などのサポートを行っています。
 また、いのちの大切さ講座や思春期の心の教育をはじめ各種の講座を開催し、赤ちゃんから思春期、大人になってからもずっと、一人一人のライフスタイルに合わせ、多様性を尊重し合い、互いに学び合って共生できる社会をめざしサポートしています。
 2005年5月、「親の時間」設立。親同士がお互いに聴きあうことでサポートしあい、親子がますます仲良くなる方法を提供しています。
 
 詳細は、ホームページをご覧下さい。  
ほぴぃ助産師オフィス http://www.geocities.jp/poppy_josanshi/
「親の時間」はちのへ http://www.geocities.jp/oyanojikan/