子どものSOS受け取ります!(1)〜虐待から子どもを救う 青森のネットワークづくり〜
はじめに
日々報道を賑わす児童虐待事件。
青森県内の児童相談所への相談件数は
昨年度だけでも332件(平成19年7月厚生労働省発表)、
実際の件数はもっと多いと言われている。
この特集では 今この瞬間も人に言えぬ悩み、苦しみを抱えた
青森県内の子どもたち、親たちの『見えないSOS』に手を差し伸べる
県内の様々な取り組みを紹介する。
取材日 2007/08/17-/31
--CONTENTS--
- 子どもに寄り添い、子どもに耳を傾ける 〜チャイルドラインあおもり
- “お母さん”が苦しいとき、子どもだって苦しいんだ 〜スマイルオン
- お父さん、お母さん、「家庭」の安らぎを取り戻すために〜ファミリーリカバリーセンター
- 子どもを救う、家族をすくう “受け手”をつないで・・・
news>>● 2008.2.17にチャイルドラインフォーラムが開催されます。詳細はこちらをご覧下さい。
子どもに寄り添い、子どもに耳を傾ける
??「チャイルドラインあおもり」が開設に向けて、今動き出す!
「お父さんはお母さんを殴る。お母さんを守れないから辛い。」「クラスの子が私にやたら命令する。先生に言いたいけれど、言うといじめられそう。」「妊娠したかもしれない。」18歳までの子ども達から、日々様々な電話がかかってくる全国のチャイルドライン事務局。
子どもからの電話の内容は多岐に渡る。「聞いてくれる?昨日100点を取ったんだよ。でもクラスメートに言うと妬まれるし、お母さんに言うと『次も頑張れ』って言われる。」大人には思いもつかない、子どもたちの声が集まってくる。
子どもなら誰でも、どんな悩みでも、匿名でかけられる『チャイルドライン』。イギリスで始まり、日本では世田谷地区を皮切りに、今では全国各地で実施(下記「注1」参照)されている。しかし青森県内にはなかった。チャイルドラインを青森にも!幾つかの有志の流れが、昨年から「準備会」を立ち上げた(参考記事)。そしてこの秋、その電話を受ける『“受け手”育成講座』が始まろうとしている。
「“受け手”は子どもの声に耳を傾け、気持ちに寄り添います。批判や評価をすることなく、どんなことでも一緒に考えるんです。」スタッフの一人、葛西幸子さんは言う。 「これまでの子育て支援は、乳幼児とその親を対象としたのものが多く、中??高校生を意識したものが少なかった。チャイルドラインはそうした子どもたちのほっとできる“場”のひとつになり、子どもの心に寄り添う大人を増やす活動です。」
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《注1:全国でチャイルドラインを実施している団体は、2007年7月現在、
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33都道府県61団体となっています。 (NPO法人チヤイルドライン支援センター調べ)》
「チャイルドラインを通じて子どもの声を受けることで、大人が社会のあり方を考える機会にもなる。」準備会代表の伊藤道雄さんは力をこめる。「イギリスでは“子どもは話して育つ”と言うそうです。一方日本では“習って育つ”。大人が経験していないことは、大人には理解できない。“子どものことは子どもに聴く”ことが必要なんです。 」
受け手を精神面から支える“支え手”、運営を支える“運営委員”もすべてボランティア。集まった準備委員会のメンバーの年齢・職種も実に多種多様だ。“受け手”はもちろんのこと、“運営”側からの様々な手助けも募集中。ぜひ、皆さんの手で、子どもたちのためのチャイルドラインを青森につくりませんか?
⇒受け手育成講座 詳細はこちら (pdf ファイル) 【2007年度の講座は終了しました】
注:閲覧には「Adobe Reader」(フリーソフト)が必要です)
開けない方は本ページ下をご覧下さい。
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問合せ・受講申込み先: チャイルドラインあおもり 代表 伊藤道雄 〒030-0966 青森市花園2丁目12-15 mail: michio*infoaomori.ne.jp (スパム対策のため変えてあります。*を@に直して送信して下さい) |
チャイルドラインとは: (上記パンフレットより転載)
・子どものためのヘルプラインとして1986年にイギリスで誕生した"チャイルドライン"は、子どもの声を通して子どもの"心を聴く"電話として、子どもからの電話を受けています。 1998年に日本ではじめて"せたがやチャイルドライン"が開設されてから、それぞれの地域で自分たちの「チャイルドライン」を設立しようという動きが高まりました。
・「チャイルドライン」は、18歳までの子どもがかける子ども専用電話です。子どもであれば誰でも電話をかけることができます。 チャイルドラインは、どんなことでもOK、匿名でかけられ、秘密は絶対に守られます。 電話をかけてきた子どもは、自分自身のきもちや、抱えている困難について話すことで、こころを解放しほっとしたり、混乱した感情を整理したり、自分自身を癒したり、自分のきもちを確かめたりするでしょう。 また、自分を受けとめてもらえた、認めてもらえた、ということで、こころが落ち着き、自尊心を取り戻したり、人間や社会への不信感が和らぐこともあるかもしれません。
・会話のなかで、なにかきっかけをつかんだり、新たな一歩を踏み出すこともあるでしょう。ただ、なんとなく誰かとつながっていたい、そんなきもちにつきあうこともあります。 ほっと安心できる「場」のひとつがチャイルドラインなのです。
もっと詳しく知りたい方のために・・・
⇒NPO法人 全国チャイルドライン支援センター ホームページはこちら
「チャイルドラインあおもり」は現在準備会の段階ですので、上記HP内の「支援団体一覧」には載っておりません。ご了承下さい。(2007年9月時点)
【下記公開講座は2007年9月??10月に終了しました。】
PDFファイルが開けない方のために・・・
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第1回【公開1】 9月29日(土) 14:00??17:00 アピオ大研修室1
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「チャイルドラインの理念」
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NPO法人チャイルドライン支援センター常務理事 澤畑 勉
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第2回 10月7日(日) 13:00??17:00 アピオ大研修室1
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ロールプレイ「聴くということ??」
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NPO法人チャイルドライン支援センター理事 小林 純子
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10月8日(月) 10:00??12:00 アピオ大研修室1
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ロールプレイ「聴くということ??」
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NPO法人チャイルドライン支援センター理事 小林 純子
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第3回 10月13日(土) アピオ大研修室1
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10:00??12:00
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「子どもの人権について」・講演とワークショップ ??
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こどものくに保育園 園長 佐藤 秀樹
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13:00??15:00
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「子どもの人権について」・講演とワークショップ ??
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こどものくに保育園 園長 佐藤 秀樹
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第4回 同日 15:00??17:00
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「児童虐待とは何か」 青森県中央児童相談所 主査 尾形 公一
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第5回 10月14日(日)13:00??15:00 アピオ保健指導室
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「『聴く』ということ 」青森明の星短期大学 専任講師 鷲岳 覚
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第6回 同日 15:00??17:00
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「非行と子どもの犯罪 」青森市立新城中学校 教頭 伴 孝文
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第7回 10月21日(日) 10:00??12:00 アピオ保健指導室
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「最近の子どもの病気と病的状態」芙蓉会病院精神科 医師 荒谷 雅子
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第8回 同日 13:00??15:00
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「ドメスティック・バイオレンスと子どもたち」 NPO法人ウイメンズネット青森 理事長 三上 久美子
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第9回【公開2】10月27日(土) 14:00??17:00 アウガ多機能ホール
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「婦人科クリニックにおける思春期の現状」 弘前女性クリニック 院長 蓮尾 豊
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第10回 10月28日(日) 13:00??16:00 アピオ大研修室1
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「保健室と子どもたち」 平川市立平賀西中学校 養護教諭 工藤 孝子
特集 「こどものSOS受け取ります!」その2に続く・・・>>