子育て(得)情報

「あおもり子育てネット」の過去記事を再編集して掲載しています。

障がい児の親になるということサークルくれよん(十和田市小さな森保育園)

「サークルくれよん」
?心や身体の保護を求める
子どもたちを受け入れる環境の中で
 子どもの発達が気になっている親や、発達支援を必要とする子の親が、月に1回集まっておしゃべりをしている。
 お母さんたちが集まると、当然そこは井戸端会議。話す内容は子どものことだけには限らず、笑い話あり愚痴ありのにぎやかなおしゃべり会だ。

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 気心の知れた何気ない会話ではあるが、その中には自閉症の子どもが行ける病院のことや兄弟のことなども話題にあがり、情報交換の場となっている。参加者に話を聞くと、こういった場は他ではあまりないのでとても貴重だという。

 お母さんたちのリフレッシュの場、サークルくれよんは、「小さな森保育園」と「療・育センターコスモス」という、どんな子どもも受け入れ、そして熱心に発達を支援する環境に守られている。そんな安心感がただよう。

小さな森保育園の「子育て支援センター ど ろ ん こ 」

 サークルくれよんは十和田市の中心部にある小さな森保育園の「子育て支援センターどろんこ」の活動だ。

 小さな森保育園の母体である社会福祉法人北心会では、知的障害者授産施設「クリエイティブサポートぷちぶろう」も運営している。サークルくれよんの会合が開かれているこの場所、珈琲館らびっとは、「ぷちぶろう」に隣接し、ぷちぶろうで作られたお菓子がいただける。おいしいコーヒーとお菓子と共にお母さんたちのおしゃべりもはずむ。

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保育園の隣には「療・育支援センター コ ス モ ス」  

 療育支援センターコスモスも運営している。こちらは小さな森保育園に隣接した施設であり、一般の学童保育事業の他、障がい者の日中一時支援事業、幼児の相談指導事業を行っている。噂を聞いて遠方から子どもと発達相談に訪れる親もいる。

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療育支援センターコスモスの中
木で包まれた空間で気持ちが良い

   保育園と療育支援センターコスモスの前に広がる園庭では、保育園に通う子どもも療育支援センターに通う子どもも、どろんこになって遊んでいる。子育て支援センター「どろんこ」の名の通りだ。

 保育園でもダウン症や、自閉症、また身体障がいなど、あらゆる種類の障がいのある子どもも受け入れている。療育支援センターコスモスと連携し、同じく北畠道之博士の療育指導に基づいた発達支援を受けている。
 療育指導の中心にあることは「心の関わり」が大切なこと。小さな森保育園の宮本ひろ子園長は、「障がいのない子もある子にも共通することだ」と、いろいろな子の発達を見てきた中で実感してるという。
子どもたちのために勉強し続けるスタッフ
 保育園のスタッフは月に一度、藝術・言語テラピー研究所「青い丘」から講師を招き、演劇を通しての治療教育を学んでいる。療育センターを利用している障がい者たちを参加させて、年1回の演劇の発表会も行っている。
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 また、絵本を読み聞かせるのではなく、素語りでお話を語ることを取り入れている。落ち着きない子どもでも、目を輝かせて集中して聞く様子がみられる。素語りにはスタッフの技術も必要だ。

 園長先生を中心に障がい者たちがデンマークに福祉の体験に行ったこともある。勉強し続ける熱意と情熱、「その子に合った支援をしてあげたい」という園長の思いがある。

 サークルくれよんに途中から顔を出した園長先生。多くの知識と経験をもった園長を頼りにし、話を聞くお母さんたち。サークルくれよんには多くの意義があるようだ。

社会福祉法人 北心会 ホームページ
子育て支援センター「どろんこ」
療育支援サンター「コスモス」

来年度、小さな森保育園では藝術・言語テラピー研究所「青い丘」から
川手鷹彦氏を講師として招き、素語りの技術と心を学びます。
日程:4月10日・5月19日・6月16日・7月14日・10月27日・12月1日
料金:3000円
どなたでも参加できます。
お問い合せ:小さな森保育園(大柳) (0176-23-4793)


障がい児の親になるということ?
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