子育て(得)情報

男親の目 横浜小学校 『メンズクラブ』

 横浜小学校には、『メンズクラブ』というおやじの会があります。県内にも、おやじの会はたくさんあると思います。でも、メンズクラブというハイカラな名前は聞いたことがないでしょう。 その活動日に、メンズの方々と子どもたちが、校庭の遊具と校内のペンキ塗りをするとのことで、おじゃましました。
 まずは、名前の由来を冨田(T)校長と山本(Y)会長に聞いてみると…。

                              
T: もちろん、最初は「おやじの会を作ろう。」ということだったそうです。
Y: 名前は、飲んでいる時にみんなで考えて…。集まったら毎日飲む会だからということです。(笑)
T: 意味わかりますか?この辺で「めんず。」と言ったら、毎日のことなんです。(笑)
 なんだか、名前の由来を聞いただけで楽しくなりますね。

ヒノキの遊具

 平成14年7月、『おとうさん、校庭に遊具やマラソンコースを作ってくれませんか?』というPTAの呼びかけから始りました。

                      
T: 最初は「単に遊具を…。」ということだったようですが、最終的には横浜町特産のヒノキのものが出来たわけです。材料のヒノキは、地域の有志の方からご協力いただいたようです。
Y: ウチの作業所で皮をむいたのは覚えているけど、何本だったかな。結構な本数だった。その後の据付けはみんなでね。


              

 

                   
     ヒノキの遊具
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     横浜小エベレスト





横浜小学校のエベレスト

                                              
T: 15年度には、これがまた立派な物ができました。横小エベレストと呼んでいる小さな山です。子どもたちが何に使ってもいいんです。そのまま転がってくる子もいますしね。130周年の運動会では、走るコースに使って、上って下りてと…。
Y: 話の流れで、ポンと「山を作ろう。」って出てきたんだけど、言い出したのは誰だったかな?
T: 作業の後に、持ち寄りで『ご苦労さん会』をやるんです。だいたいその中で、「次、こんなのやればいいんじゃないかなあ。」と、アイディアが出てくるんです。
Y: クラブの中で重機を持っているの人の力を借りて。何日もかけてある程度成形してもらって、その後、全員で芝をはったり手すりをつけたり…。
T: ソリ滑りが出来るように、プラスチックのスキーマットを敷いてありますから、オールシーズンですね。さすがだなと思ったのが、下の方に小さいジャンプ台をつけて、その前が砂場になっているところです。最後に、ちょっとはねる。ちょっとスリルがある。


男親の目

              
T: 私がありがたいなあと思っているのは、これをきっかけにお父さん方も学校に来ていただいたということです。どこの学校でも、どちらかというと、お母さん方の参加の方が多いのが現状です。私自身も、学校に勤めているにもかかわらず、最初は自分の子どもの学校に行くのを、何となく気恥ずかしいと感じていました。でも、1回、2回といっているうちに、子どもたちの関わりを中心にしながら、自分たちもけっこう楽しくなりました。
やはり、女親の目だけでなく、男親の目でも学校の子どもたちを見て欲しいと思っています。取り立てて、女親、男親の役割と分ける必要はないですが、先ほどのシューッと来てジャンプっていうのは、やはり男親の発想ではないでしょうか。


子どもたちも一緒に

                                      
Y: 活動としては、大げさなことは考えていないですよね。やれることをやっていこうじゃないかと。今日のように、ペンキ塗りとか枝払いとか…。
T: 決まりなど、きちんと決めていません。「これをいつまでにやらなければいけない。」というのはないんです。ただ年2回位は活動しようかと。先ほども話したご苦労さん会などの中で、「あの辺もそろそろやるか。」とか、「こんなのやれば子ども達、喜ぶんじゃないかな。」とかね。そういうことをやっています。
Y: 年2回というのも、必ずしも2回でなくてもいい。少なくてもいいし、3回でも4回でもいい。そんな感じでやっていけたらと思っています。
T: 親子で一緒に活動することで、何か新しい効果が見えてくると思って、今年ははじめて高学年の子どもたちにも呼びかけました。全校で子どもたちは125名います。春の時は、その中で5、6年生合わせて30名位の参加がありました。大人はいつも10~20名の間です。「子どもが行くからお父さんも…。」という方もいました。新しい展開だなと思いました。

            
                       

 まずはお父さんに弟子入り。  

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    お父さんやるね!

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T: お手紙は、お父さん限定ではなく、出来る方に協力していただくという形で出しています。おじいちゃんやお母さん、子どもさんが卒業してもOBとして来ていただいたり。今日も、初代会長の長谷川さんが手伝いに来てくれています。 会長は、山本さんが2代目なんです。
Y: 押しつけられたんです。 (笑)
T: 私もその場にいましたけれども、初代会長が「次は、おまえしかいない。」と。そこは地域の結束力ですよね。
Y: 当時のPTA会長もメンズクラブの初代会長の長谷川さんも、商工会のメンバーで顔見知り。特に長谷川さんとは、この小学校の先輩後輩だからね。
              
と、頭をかきながらも、むしろうれしそうな2代目会長。
 参加されていた他の方々からも「やっぱり、自分たちの子どもが通っている学校だから、手伝いたい。」という声が聞かれました。
  『メンズクラブ』という楽しい名前どおり、その活動も和気あいあいと楽しいものでした。そんな大人たち、特にお父さんたちの姿を見てか、一緒に活動する子どもたちもいきいきとうれしそうに手を動かしていました。

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 前回の活動で塗りなおされた柵と枝払いされた松の並木

子育ての中にも男性の見せ場があると、お母さんたちも子どもたちもやはり楽しいですよね。

 「子育て情報」のページで、『お父さんお兄さんのお話会』も紹介しています。そちらもご覧になってみてはどうでしょう。






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